SEAnews 1995-08-15 ArtNo.2759

【クアラルンプル】米国拠点の情報技術(IT)設備／サービス会社ＡＭＤＡＬコーポレーションは、最近マレーシアに地域営業本部を開設、域内市場開拓の第1弾として近くメディア・キャンペーンに乗り出す。
ＡＭＤＡＨＬアジア・サービシズSdn Bhdのブルース・スチュワート重役(GM)によると、同社の中核ビジネスにはＨｕｒｏｎアプリケーション、ユニックス・クライアント・サーバー・オペレーション・システム、メインフレーム、記憶装置、ビジネス・ソルーション、顧客サービス、オペレーション・サービスが含まれる。Ｈｕｒｏｎはプログラーマーのためにアプリケーション開発のより柔軟で、扱い易い環境を提供する。開発後12年を経たＨｕｒｏｎは今年5000万米ドルの営業収入を同社にもたらす見通しだ。同社は目下新製品Ｈｕｒｏｎオブジェクトスターの世界的な宣伝を展開中で、目下計画中のメディア・キャンペーンにおいてはＨｕｒｏｎとともに、ＡＭＤＡＨＬの知名度の向上も目指す。同メディア・キャンペーン後には同社製品に関するセミナーの開催や企業ニュースの発送を計画、この他、韓国、シンガポール、インドネシア、マレーシア、タイに続きインド、フィリピンにおけるディストリビューターの指名も予定している。またマレーシアにおけるディストリビューターの富士通システムズ・ビジネス(ﾏﾚｰｼｱ)や域内の他のディストリビューターに対するソフトウェアーの提供も準備中だ。域内におけるこの種のサービス業務の潜在性は大きく、同社は今年のマレーシアにおける売上を300万米ドルと見込んでいる。(ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｲﾑｽﾞ:8/14)