2001-11-15 ArtNo.27579
◆Wockhardt、抗感染新化学物質の臨床試験申請提出
【ムンバイ】インド製薬市場シェアNo10にランクされるWockhardtは、抗感染薬領域の新化学物質(new chemical entity)“wck-771”の臨床試験申請(IND:investigational new drug application)をインド薬品監督総監(DCGI:Drugs Controller General of India)に提出した。
エコノミック・タイムズが11月13日伝えたところによれば、WockhardtのHabil Khorakiwala会長は12日記者会見し、以上の消息を語った。それによると、同新化学物質の第1段階の臨床試験は間もなく開始される。新化学物質は敗血症や院内感染症(nosocomial = hospital infection)の治療に効果を発揮する。
臨床試験第2段階の早い時期にライセンスの発行を目指し、既に関係領域の一部プレーヤーとの商談を進めており。また同新化学物質の特許申請も行っている。これら全てのプロセスのコストは100万米ドル以内と見られる。
世界の抗菌薬市場規模は350億米ドルにのぼり、製薬市場全体の12%を占めている。Wockhardtは今年、売上の6%に相当する45クローを研究開発(R&D)に投じると言う。
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