2001-11-15 ArtNo.27576
◆Nasscom、ソフト/ITサービスに対する内需拡大策提案
【ニューデリー】全国ソフトウェア・サービス企業協会(NASSCOM:National Association of Software and Services Companies)は、2週間以内に大蔵省に、ソフトウェアや情報技術(IT)サービスに対する国内需要を増大させる一連の措置を提案する計画だ。
インディアン・エクスプレスが11月12日報じたところによると、GGS Indraprastha University傘下のManagement Education & Research Instituteが主催したITセミナーの会場で、NasscomのKiran Karnik会頭は同紙に以上の消息を語った。それによると、これまでNasscomは非公式に関係提案を行って来たが、今回は公式に大蔵省に提案書を提出する。
提案には、1)“公共部門の資材調達の10%をNetに転換”、2)“パーソナル・コンピューター(PC)及びPC部品に対する大幅減税”、3)“政府と民間IT企業の提携強化”等の内容が含まれる見通しだ。こうした措置により、PCの普及も加速できる。
現在のソフトウェア及びITサービス部門の輸出と国内販売の比率は75:25だが、中国のように輸出市場と国内市場双方に照準を合わせる必要がある。こうした目標を達成する上からも、政府の支援が鍵になると言う。
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