【ニューデリー】今年度予算ではバイオテクノロジー部門への割当が大幅に拡大されたが、インドをバイオ産業のグローバル・リーダーにする狙いから新年度予算でも一層の拡大が図られる見通しだ。
ビジネス・スタンダードとインディアン・エクスプレスが11月10日伝えたところによると、計画委員会(Planning Commission)のKC Pant副議長は、インド遺伝学育種協会(ISGPB:Indian Society of Genetics and Plant Breeding)が主催した『メンデル以後100年の遺伝学と育種:回顧と展望』と題するインド農業研究所(IARI:Indian Agriculture Research Institute)50周年記念シンポジウムの閉幕演説の中で以上の消息を語った。
それによると目下、専門委員会がバイオテクノロジー領域で必要とされるリソースに関して調査を進めており、計画委員会は専門委員会の報告を待って予算枠を算定する。インドは情報技術(IT)革命とバイオテクノロジー革命を統合し、世界をリードする潜在性を備えていると言う。