|
1995-08-15 ArtNo.2757
◆＜馬＞ライオン、中国市場でＭ＄２５０億売上達成目指す
【シンガポール】マレーシアの複合企業ライオン・グループは2000年時には500億Ｍドルのグループ営業額の50％に中国ビジネスが貢献するものと見ている。
先週末シンガポールを訪れたウィリアム・チェン会長(ｸﾞﾙｰﾌﾟ)が語ったところによると、過去2年にわたり中国ビジネスの適切な方式を探ってきたライオン・グループは、やっと本格的な事業に乗り出したばかりだが、今年の中国ビジネスの売上は昨年のほとんどゼロから15億5000万Ｍドル飛躍する見通しだ。これは同グループ予想営業額の22％に相当する。また来年の中国売上は更に2倍以上の34億9000万Ｍドルに拡大し、109億9000万Ｍドルのグループ予想売上の32％に貢献する見通しだ。そして2000年にはグループのほぼ半分の営業額が中国で達成され、税引き前利益マージンも現在の8％から10％に改善する見通しだ。このような急成長はマレーシア国内では決して望めないが、急成長を遂げる中国ではそれが可能で、鉄鋼、自動車、タイヤ、小売り、食品ビジネスを手掛けるライオン・コープ、アムスチール・コープ、ライオン・ランド、チョコレート・プロダクツ、アンカサ・マーケッティング、マレーシア・ブリティッシュ・アシュランス、アマルガメーテッド・コンテナーズが中国ビジネスの牽引役を担うと言う。(ST,BT:8/14)
|