【バンガロール】マハラシュトラ州Pune拠点のCenter for Development of Advanced Computing (C-DAC)は、今年末までに独自開発した光学的文字認識(OCR:Optical Character Recognition)ソフトウェアを発売する。
ビジネス・スタンダードが11月10日、C-DACのRK Arora重役(ED)の言として報じたところによれば、同社のOCRソフトウェアは、自動バンキングやその他の金融機関業務の他、郵便物の仕分けにも応用できる。来年はテキストを肉声に、肉声をテキストに転換するソフトウェアも市場に投入する。
C-DACはまた電子政府(electronic governance)市場の開拓にも力を入れており、ゴア政府傘下のInfo Tech Corporation of Goa Ltd. (ITG)と最近、eガバナンスに関する覚書を交換した他、アンドラプラデシュ州、カルナタカ州、マドヤプラデシュ州の政府とも関係交渉を進めている。今年の営業額は昨年の75クロー(US$1563万)から100クロー(US$2084万)に拡大、内20%を電子政府ビジネスが占める見通しだ。