SEAnews 2001-11-12 ArtNo.27553

【バンガロール】米国拠点の記憶装置市場リーダー、StorageTekはカルナタカ州バンガロールとマハラシュトラ州ムンバイに連絡事務所を設け、インドにおける営業を開始した。
デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズが11月9日伝えたところによれば、StorageTekのKevin Egglestonアジア太平洋地域担当副社長とAndy Srinivasan南アジア担当ＭＤは先週記者会見し以上の発表を行った。それによると、インドのマルチ・ユーザー外部記憶装置(multi-user external storage)市場は2002年末までに1億米ドルに達する見通しだが、1998年にディストリビューターを通じてインド市場の開拓に乗り出した同社は、現在同市場の15％のシェアを占めており、2002年末までに同シェアを30％に拡大する計画だ。しかし、ディストリビューターを通じた市場開拓方式に変更は加えない。StorageTekはテープ、ディスク、ストーリッジ・ネットワーキング等、幅広い記憶装置ソリューションを提供している。来年初にはチェンナイとニューデリーにもオフィスを設け、最終的にはインドに製品開発／ソーシング・センターを開設することを計画している。
StorageTekはインドでは既にICICI Bank／National Stock Exchange／Bombay Stock Exchange等の銀行・金融機関、CiscoやLucent等の国際テクノロジー企業に奉仕している。
年商20億米ドル、従業員7600人、世界54カ国に2万2000社の顧客ベースを有するStorageTekは、売上の13％を研究開発(R&D)に投資、目下のところインドと中国市場の開拓に照準を合わせていると言う。