【ニューデリー】今年上半期(2001/4-9)の情報技術(IT)ソフトウェア及びサービス輸出は、昨年同期の1万3040クローから1万7500クロー(US$36.47億)に33%拡大した。
デカン・ヘラルドが11月8日、全国ソフトウェア・サービス企業協会(NASSCOM:National Association of Software and Services Companies)の発表を引用し伝えたところによれば、今年第2四半期(2001/7-9)のITソフトウェア及びサービス輸出は、昨年同期の7440クローから8900クロー(US$18.55億)に19.6%成長した。Nasscomはこれ以前に第2四半期の輸出を昨年同期比26%増の9400クローと予想していたが、実際の伸びはこれを下回った。
しかしNasscomのPhiroz Vandrevala会長は、「IT産業は挑戦を受けているが、インドIT企業はバリュー・チェーンを補強し、引き続き各業界をリードする成長を遂げる見通しで、先行きは依然明るい」としている。同氏によれば、欧州市場がより速いスピードで成長しており、インドIT産業により大きな機会を提供している。また中国、日本、オーストラリア、シンガポールにも大きな成長の機会が存在すると言う。