SEAnews 2001-11-09 ArtNo.27530

【ニューデリー】今年10月期四半期(2001/8-10)のビジネス自信指数(BCI:Business Confidence Index)は82.5と、過去24ヶ月以来の最低をマークした。
ビジネス・スタンダードが11月6日、応用経済調査全国委員会(NCAER:National Council for Applied Economic Research)の第38回景気予想調査(Business Expectations Survey)レポートを引用し伝えたところによれば、ＢＩＣは2000年4月に5年来最高の122.5をマークした後、連続6四半期にわたり下降の一途を辿り、2001年7月には92.9をマークしていた。指数の下降は主に需要の伸びの鈍化に伴うもので、企業はその結果、投資計画の実行を見合わせている
自信喪失はあらゆる業種・地域にわたっているが、年商500クロー(US$1.04億)以上の企業の見通しには、公共、民間を問わず改善の兆しが生じている。しかしいずれの企業も急速な景気回復は予想していない。
向こう6ヶ月間に国内販売の成長を予測したものの数は、耐久消費財部門とサービス部門を除き何れも減少、また耐久消費財部門以外の全部門が輸出、原料輸入、税引き前利益の下降を予想した。過半数の調査回答者は向こう6ヶ月間の出荷価格に悲観的見通しを抱いている。