2001-11-06 ArtNo.27516
◆内外の金融機関がダヘジLNGターミナルへの出資に関心
【ニューデリー】Petronet LNG Ltd(PLL)が2500クロー(US$5.21億)を投じてグジャラート州Dahejに建設する年間処理能力500万トンの液化天然ガス(LNG)輸入ターミナルへの出資に、シンガポールのGlobal Infrastructure Company (GIC)/American Insurance Group(AIG)/State Bank of India(SBI)/Infrastructure Development Finance Company (IDFC)が関心を表明している。
ビジネス・スタンダードが11月5日伝えたところでは、PLLのSuresh Mathur重役(MD/CEO)は4日記者会見し、以上の消息を語った。それによると、GIC/AIG/SBIは各10%、IDFCは5%を出資する意向で、それぞれデュー・ディリジェンスを開始している。ダヘジLNGターミナルの負債/自己資本比率は70:30に設定されており、金融アレンジは2002年6月までに完成する見通しだ。今月末までに金融機関と、長期融資に関わるプロジェクト趣意覚書(PIM:project information memorandum)に調印する。PLLは、プロジェクト着工に向け1400クロー(US$2.92億)の繋ぎ融資を受ける契約も結んでいる。
国営石油・ガス会社4社-Indian Oil Corporation/Oil and Natural Gas Corporation/Gas Authority of India/Bharat Petroleum Corporation-の合弁に成るPLLは、ダヘジ・プロジェクトとは別にケララ州Kochiに年間処理能力250万トンのLNG輸入/再ガス化ターミナルを設ける計画も進めている。
|