【ニューデリー】Dabur India Ltd(DIL)は、景気や消費者情緒の低迷に関わらず、今会計年度の残る5ヶ月間にヘルスケアやパーソナルケア領域の一連の新製品を発売する計画だ。
インディアン・エクスプレスが10月5日、報じたところによれば、便秘に効果のある食物繊維イサゴール(Isabgol)を用いたDabur Sat Isabgolや癌治療薬Vinelvineを含む6種類の新製品が全国規模で発売される。
DILは社内にファミリー製品部、ヘルスケア部、アーユルヴェーダ(インドの伝統医術)部、製薬部、輸出部の5部門を有するが、上流階層向けファミリー製品やヘルスケア製品を専門に手掛ける部門を新設することも計画している。
DILは、最近、経営執行委員会のトップの座を占めたPD Narang取締役を中心に、マネージメントに再編を加え、経営効率の向上を図っており、新指導部は、新製品の積極的な販促を通じ、トップ・ラインの製品を充実させる計画と言う。