2001-11-02 ArtNo.27495
◆ONGC、Bombay Highサウスの再開発に着手
【ムンバイ】Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)は8000クロー(US$16.67億)と見積もられるBombay High鉱区の再開発プロジェクト第2期計画に着手した。
エコノミック・タイムズが10月31日報じたところによると、今年1月以来、第1期分として見積もりコスト2929クロー(US$6.1億)のBombay High north再開発プロジェクトを進めているONGCは、10月30日には、Ram Naik石油天然ガス相の立ち会いの下、第2期分のBombay High south再開発プロジェクトを開始した。第2期分のコストは5200クロー(US$10.84億)と見積もられ、これにより生産量が6000万トン拡大するものと期待されている。
一方、ONGCのSubir Raha会長兼MDが着工式の席上明らかにしたところによれば、Vasaiガス鉱区の東方で新たに石油/ガス鉱脈が発見された。石油の初歩的な推定埋蔵量は6000万トン、ガスは70億立米と見積もられる。2~3ヶ月以内にさらに2本の探査井が掘られ、より正確な埋蔵量が測定される。
ONGCは昨年(2000-01)、2510万トンの原油を生産した。Bombay highでは、この内1425万トンの原油と237万トンのコンデンセートが生産された。
Bombay highの生産量は、再開発プロジェクトを通じて向こう5年間に2倍に拡大される。Bombay highは既に20年にわたり原油/ガスを生産して来たが、最近になって産出量の持続的な下降が生じていた。再開発を通じて採取率は40%ほどアップする見通しだ。
|