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2001-11-01 ArtNo.27472
◆インド・ガルフ、年産7万トンの銅精錬施設増設計画
【ムンバイ】Aditya Birlaグループ傘下の銅精錬/化学肥料会社Indo Gulf Corporation(IGC)は、グジャラート州Dahejの年産15万トンの銅精錬施設に隣接して、年産7万トンの精錬施設を増設する計画だ。
ビジネス・スタンダードが10月30日、IGCのDebu Bhattacharya重役(MD)の言を引用し報じたところによると、同拡張計画が実行されるならIGCは、Sterliteの年産15万トンを上回るインド最大の銅精錬会社になる。ちなみに、第3の銅精錬会社Hindustan Copperの年産能力は5万5000トン。
IGCは既存精錬施設の建設に際しては、フィンランドのOutokompuを技術パートナーに選んだが、新プラントの建設には新技術を導入することも計画、オーストラリア企業と関係協議を進めている。新精錬施設の製品は西アジアや極東市場に輸出される。ちなみに今年第2四半期の輸出は1万2000トンをマーク、同社は年間5万トンの輸出を目指している。国内市場の需要は低調だが、インドは極東と西アジア双方の市場を開拓する戦略的立地条件を備えていると言う。
Bhattacharya氏は投資額を明らかにしなかったが、アナリストは、既存精錬施設のインフラを利用した年産7万トンの精錬施設のコストを、キャピティブ発電施設も含め、800~1000クロー(US$1.667億-2.084億)と見積もっている。
Bhattacharya氏によると、IGCは原料を確保する狙いから海外の銅鉱山を買収ことも検討していると言う。
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