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2001-11-01 ArtNo.27471
◆Indal、電力料急騰でケララ州精錬施設の閉鎖も検討
【ムンバイ】Aditya BirlaグループのIndian Aluminium Company (Indal)は、電力コストの急騰からケララ州Alupuramに設けた年産1万4000トンのアルミニウム精錬施設の閉鎖も検討している。
ビジネス・スタンダードが10月30日報じたところによれば、IndalのS K Tamotia社長兼CEOは同紙に以上の消息を語った。それによると、Indalは同問題をケララ州政府と協議しており、Tamotia氏自身首席大臣と話し合った。このため20日以内に何らかの進展が見られる見通しだが、進捗がなければ、他の選択肢を検討する他ないと言う。
Indalの他の幹部によると、選択肢には工場閉鎖も含まれる。州政府が電力料の多少の引き下げを認めても、Alupuram工場を採算ラインに乗せることはできない。目下同工場には約500人が勤務しており、閉鎖となれば、希望退職者が募られる見通しだ。
Indalはまたカルナタカ州Belgaumに設けた年産2万7000トンの精錬施設をオリッサ州Hirakudの施設に統合する作業も開始した。これに伴い後者の精錬能力はほぼ2倍の5万7000トンに拡大する。しかしHirakudに67.5MW(メガワット)のキャプティブ発電施設を増設する計画は、暫時棚上げされた。これはオリッサ州政府が電力料のほぼ25%引き下げを認めたため。
Indalの今年第2四半期(2001/7-9)の純益は昨年同期の28.5クローから30.7クロー(US$640万)に、売上は330.8クローから342.6クロー(US$7139万)に、それぞれ拡大した。また同期の利子支払いは10.3クローから9.3クロー(US$194万)に下降した。向こう6ヶ月間のアルミ需要の伸びは引き続き低水準にとどまる見通しと言う。
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