2001-11-01 ArtNo.27469
◆SAIL、Romeltとプロジェクト・エンジニアリング契約
【コルカタ】Steel Authority of India Ltd(SAIL)はRomelt SAIL(India)Ltd (RSIL)と、National Mineral Development Corporation (NMDC)のために、チャッティースガル州Jagdalpur近郊Nagarnarに、鉱滓を原料にした製鉄所を設けるプロジェクト・エンジニアリング・サービス契約を結んだ。
ビジネス・スタンダードが10月29日伝えたところによれば、製鉄所の設備能力は当初年産30万トンで、その後150万トンに拡張される。SAILが手にするサービス料はおよそ4クロー(US$83万)と見積もられる。
SAIL/NMDC及びロシア企業3社の合弁に成るRSILは去る10月16日、NMDCと、当該プロジェクトに一般コンサルティング/エンジニアリング・プロジェクト・マネージメント/建設監督サービスを提供するプリンシパル・コンサルタント契約を結んだ。
同プロジェクトには、Moscow Institute of Steel & Alloys (MISA)が開発したRomelt Technologyが世界で初めて応用され、通常の石炭と石灰を用いて鉱滓から鉄と顆粒状のスラグ(セメント原料)が生産される。現場における工事の準備作業は既に開始されており、2003年第2四半期の完工が目指されている。
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