【ニューデリー】世界的な電子産業のスローダウンに関わらず、インドの昨年(2000-01)の電子コンポーネント輸出は、前年の1200クローから1828クロー(US$3.81億)に52.33%成長した。
エコノミック・タイムズが10月29日、電子製品/コンピューター・ソフトウェア輸出促進委員会(ESC:Electronics and Computer Software Export Promotion Council)の発表を引用し報じたところによると、主要な輸出先には、オーストラリア、バングラデシュ、ドイツ、ケニア、香港、オランダ、シンガポール、米国が含まれる。過去5年間の電子部品輸出の平均成長率は28%で、昨年の伸びはこれを大幅に上回った。
ESCのS K Sareen常務理事はそのステートメントの中で、生産拡大や新規投資の状況から見て、電子部品産業の輸出は向こう数年も顕著に拡大すると予想している。
主要な輸出品目フロッピー・ディスクの輸出額は前年の150クローから185クロー(US$3854万)に23.33%増加。昨年は書き込み可能なコンパクト・ディスクCD-Rも初めて輸出され、その額は149クロー(US$3104万)をマークした。
主要な輸出業者Moser Baer Indiaの昨年の輸出額は334クロー(US$6960万)、Tata BP Solar Indiaのそれは73クロー(US$1521万)を記録した。