2001-10-30 ArtNo.27458
◆Monto、来年1月までに中国製バイクの販売を全国に拡大
【ニューデリー】輸入規制の緩和に乗じ他社に先駆け中国製バイクの販売を開始したMonto Motors Ltd(MML)は、来年1月までに販売網を全国に拡大する計画だ。
インディアン・エクスプレスとデカン・ヘラルドが10月29日伝えたところによると、MMLのR Chibber重役(マーケッティング担当GM)はPTI通信に以上の抱負を語った。それによると1週間前にラジャスタン州における販売が開始された“Cosmo Blaster”と“Cosmo Soljier”商標の100ccと125ccのモーターサイクルは、目下ハリヤナ州とパンジャブ州で発売中で、来月はデリーでも売り出される。デリーにおける店頭価格は3万2000ルピー(US$667)と4万4000ルピー(US$917)。
重慶力帆轟達集団(Chongqing Lifan Hongda Group)製4ストローク・モーターサイクルは、完全ノックダウン(CKD)キットとして輸入され、ラジャスタン州Alwar工場で組み立てられており、Automotive Research Association of Indiaの排ガス検査もクリアした。目下のところ、地元部品使用率はゼロだが、徐々に地元部品の使用拡大が図られる。両モデルにはリモート・スタート、ダイカスト・ホイール、ディスク・ブレーキ、盗難防止警報装置等が装備され、今後燃料電子噴射システムを採用することも計画されている。これまでに50クロー(US$1042万)が投資されたAlwar工場の年産能力は10万台。今会計年度中は月間約4000台、来年は月間8000~1万台の販売が目指される。また市場動向を見て、150ccと175ccエンジン搭載車の輸入も検討する。
これまでに167店のディーラー網が組織されており、同ネットワークを通じてセールスのみならずサービス面のニーズにも応じると言う。
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