【ニューデリー】年商260億米ドル、世界第2位のメディア会社Walt Disney Companyは、3000万米ドルを投じて完全出資子会社を設立、ポピュラーなケーブル・チャンネル“The Disney Channel”のインドにおけるディストリビューションを開始する。
ビジネス・スタンダードが10月24日報じたところによると、ウォルト・ディズニーは先週、外国投資促進局(FIPB)に新会社の設立を申請した。新会社はテーマ・パークやリゾートの開発、インターネットや他のニュー・メディアの経営も手掛ける見通しだ。同社は香港拠点の投資子会社Walt Disney Television International (Asia Pacific)を通じて3000万米ドルを投資する。
ウォルト・ディズニーはこれ以前にはKK ModiグループとModi Entertainment Network (MEN)を設立、ディズニー・ブランドやその製品のインドにおけるマーケッティングを手掛けるとともに、Star Television NetworkやSony Entertainment Televisionと、ケーブル・チャンネルのディストリビューションに関する提携交渉も進めて来た。Walt Disney Studiosを通じたインドにおけるフィルム制作活動が行われるかどうかは定かでない。