SEAnews 2001-10-26 ArtNo.27434

【ニューデリー】インド政府は23日、India Tourism Development Corporation (ITDC)及びHotel Corporation of India(HCI)傘下の13ホテルの売却手続きやHindutan Zinc Ltd(HZL)民営化の詳細を決定、来月関係価格入札(price bids)を募集する方針を発表した。
デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズが10月24日報じたところによれば、Arun Shourie政府持分処分担当国務相は、政府持分処分閣僚委員会(CCD:Cabinet Committee on Disinvestment)の会議後、以上の消息を語った。それによると、デリーとカルナタカ州バンガロールのHotel Ashokaには30年間の更新可能なリース権が認められる。来月価格入札が募集されるＩＴＤＣのその他の不動産は、Agra／Madurai／Manali／Bodhgaya／Hassan／Mahabalipuramに位置する。ＨＣＬ傘下の不動産はSrinagarのものを除き全て売却され、売却収入は全額Air-Indiaに再注入される。ＩＴＤＣに対する入札希望者97社を含む合計115社が13ホテルに入札する見通しだ。
今年度内に政府持分の売却が計画される予定の公共企業(PSU)13社の準備作業はスケジュール通り進んでいる。
証券業上訴廷(SAT:Securities Appellate Tribunal)がSterlite Industries Ltd(SIL)に対するインド証券局(SEBI)の禁令(証券市場への2年間ｱｸｾｽ禁止)無効を宣言したことから、ＳＩＬが入札を希望すれば受理されると言う。