SEAnews 2001-10-25 ArtNo.27418

【ニューデリー】LG Electronicsは、プラズマ・ディスプレー・パネル(PDP)新製品等の投入を通じ、来年は価格ベースでインド最大のカラー・テレビジョン・ブランドになることを目指している。
インディアン・エクスプレスが10月23日報じたところによれば、LG KoreaのYH Kim副社長(家電担当)は、40インチと60インチのFlatron PDP発売記念記者会の席上、以上の目標を語った。それによるとＬＧはインドに40インチＰＤＰを紹介する最初の企業で、厚さ7.8センチの同製品は世界で最も薄型、また60インチ・モデルは世界で最も大型なＰＤＰテレビジョン。価格は40インチが54万ルピー(US$8335)、60インチが140万ルピー(US$2.917万)で、“Flatron Plasma”商標の両モデルは何れも韓国から完成品として輸入される。両モデルは21のキー・ディーラーから成る2つのディストリビューション・チャンネルを通じて法人や団体をターゲットに直販される。また主要8都市の小売ポイントに展示施設を設けることも計画している。
ＬＧ本社はＰＤＰのグローバル・マーケッティングに1000万米ドルを投じる計画で、2004年までにアジア太平洋地域の50％のシェア獲得を目指している。同社はインドを戦略市場の1つとして重視しており、2002年初めまでに同社のＰＤＰはナンバー・ワンの折り紙が付けられるはずである。
ＬＧインディアはまた10月25日からプロジェクション・テレビジョンの生産も開始する。インドＣＴＶ市場におけるＬＧのシェアは昨年の9％から現在の11％に拡大したが、来年は13％を目指すと言う。