2001-10-23 ArtNo.27398
◆ボルボ・バス、インド/中国市場の20%のシェア目指す
【バンガロール】スウェーデンの大型商用車メーカー、Volvoはインドと中国の成長の潜在性に注目、少なくとも両国バス市場の各20%のシェアを占めることを目指している。
デカン・ヘラルドとエコノミック・タイムズが10月21日報じたところによれば、Volvo Bus CorporationのJan Engstrom社長兼CEOは先週土曜、カルナタカ州バンガロールで催されたB7Rバス(400万ルピー=US$8.3万)の発売式典の席上以上の目標を明らかにした。
それによると、インドには12トン・クラスのバスの大きな潜在需要が存在する。年間市場規模は2万5000~3万台で、年率15%の成長を遂げている。目下のところB7Rバスの部品の90%は輸入しているが、向こう3年間に地元部品の使用率を50%台に引き上げ、年間300~400台の販売を目指す。この他、グループの世界業務用にインドで部品を調達することも計画している。
Volvo IndiaのUlf Nordqvist重役(MD)によると、Volvoは3年前にインドに進出して以来、これまでに350クロー(US$7293万)を投資してきたが、今年は250クロー(US$5209万)の売上を見込んでおり、来年は採算ラインを実現できる見通しと言う。
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