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2001-10-22 ArtNo.27387
◆米国、Ranbaxy/Ciplaのジェネリック炭疽病治療薬に市場開放
【ニューデリー】国民の間に炭疽菌に対する恐怖が高まる中で、米国政府はシプロフロキサシン(ciprofloxacin)以外の抗菌剤、主にドキシサイクリン(doxycycline)とアモキシシリン(amoxyciline)が炭疽病の治療に有効なことを認め、RanbaxyやCiplaのようなインド拠点のジェネリック薬品会社に、米国市場を開放した。これ以前にはドイツ企業バイエルが特許権を有するシプロフロキサシンのみが炭疽病治療薬として認められていた。
エコノミック・タイムズが10月19日伝えたところによれば、ブッシュ政権のトミー・トンプソン厚生長官は18日、2種類のジェネリック薬品、ドキシサイクリン(doxycycline)とペニシリンを炭疽病治療薬として認めると発表したが、Ranbaxyは米国食品薬品局(FDA)からドキシサイクリンとペニシリン誘導体アモキシシリンの簡略化新薬申請(ANDA::abbreviated new drug application)を許可されており、CiplaもアモキシシリンのANDA許可を得ている。
RanbaxyのBrian Tempest社長によると、米国子会社のRanbaxy Pharmaceuticsは既に米国当局にドキシサイクリンとアモキシシリンを大量供給することを提案、商談を進めており、シプロフロキサシンに関しても一旦規制が緩和されたなら直ちに米国市場を開拓する準備を整えていると言う。Ciplaのコメントは伝えられていない。
米国の炭疽病治療薬市場がどれほどの規模を有するか、公式なデータは発表されていないが、消息筋は数千万ドルと予想している。
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