【ニューデリー】インド政府は日本におけるインド専門家の受け入れが拡大されるよう、トップ・レベルの工業(engineering)及び商業学校(management institutes)に日本語コースを設ける計画だ。
インディアン・エクスプレスが10月18日報じたところによれば、電子製品／コンピューター・ソフトウェア輸出促進委員会(ESC:Electronics and Computer Software Export Promotion Council)のDK Sareen常務理事(ED)は同紙に以上の消息を語った。それによると、先ずインド工科大学(IIT:Indian Institute of Technology)とIndian Institute of Management (IIMs)に日本語コースが設けられ、その後徐々に他の工学や経営学専門学校にも日本語コースが設けられる。ＥＳＣは、これらの専門学校の最終年度の授業に日本語コースを導入、ソフトウェア産業が言語上の壁を乗り切り日本市場を開拓するのを支援する計画だ。政府もIITとIIMに設けられる日本語コースの75％の経費を補助することを認めている。
ＥＳＣは様々なイニシアチブを通じてインドと日本のソフトウェア貿易の拡大を図っており、日本で11月に催される“Microcomputer System and Tools (MST)”展にも出展する計画と言う。