2001-10-22 ArtNo.27385
◆ERPのNavision、2004年末までに年商US$2千万目指す
【バンガロール】最近インドにおける営業を開始した年商2億米ドルのエンド・ツー・エンドの法人ビジネス・ソリューション会社Navisionは、2004年末までに年商2000万米ドルを実現する計画だ。
ビジネス・スタンダードが10月19日、Navision Software India Pvt Ltd(NSIPL)のYash Nagpal重役(MD)の言として伝えたところによると、同社は年商500万~2億5000万米ドルの中小企業をターゲットにインターネット対応法人ビジネス・ソリューション“Navision Axapta”と総合的な経営管理ソリューション“Navision Attain”の売り込みを図る。これまで中小企業は、その経営環境とは全く不相応な巨大なERP(エンタープライズ・リソース・プラニング)パッケージの導入を強いられて来たが、NavisionはIBMと手を結び、顧客のニーズにマッチしたハードウェアとソフトウェア・ソリューションを提供する。
Navisionは世界的にIBMと協力関係を結んでおり、インドでもIBMと協力態勢を組む。Navisionは既にインドに200万米ドルを投資したが、向こう2年間にさらに1000万米ドルを投資する予定だ。インドではセミナーやロードショー、啓蒙プログラムを通じて、中小企業をターゲットに市場を開拓する。目下のところ、地元言語バージョンを開発する計画はないが、需要が見込めれば、そうした可能性も検討する。
現在30人のスタッフは、今会計年度末までに100人に増員され、チャンネルを通じた営業方式が採用される。全世界の2200カ所に設けられた公認Navision Solution Centerが、マーケッティング、販売、据付、カスタマイズ、サポート業務を手掛けており、インドにも既に30のソリューション・センターが設けられている。同センターの数は来年末までに100に拡大されると言う。
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