2001-10-19 ArtNo.27376
◆昨年の薬品/ファインケミカル輸出20.73%アップ
【ニューデリー】インドの昨年の薬品/ファインケミカル製品の輸出成長率は20.73%と、一昨年の15.57%を上回った。
エコノミック・タイムズが10月17日報じたところによれば、化学品&肥料省( Ministry of Chemicals & Fertilisers)傘下の化学品局(Dpartment of Chemicals)は活動報告を兼ねた最近のステートメントの中で以上の数字を明らかにしている。それによるとインドの化学品産業は、既に米国、カナダ、ドイツ、英国、イタリヤ、オランダ、オーストラリア、ブラジル、メキシコ等の輸出市場に橋頭堡を築いている。化学品局は急速に変化する国際的シナリオの中でインド化学品産業の強味を分析、こうした強味を一層強化する政策を立案するための専門委員会を去る7月に設置した。ICIのA S Ganguli会長に率いられる同専門委員会は、化学品のダンピング問題や関税の適性水準等に関する研究も進める。
化学品局は1999年12月にニューデリーでインド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)と“Indiachem 2000”を共催したが、来年は再度“Indiachem ”を主催する計画と言う。
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