2001-10-19 ArtNo.27374
◆インディアン・ペトロケミカルズとインディアン・オイルを合併?
【ニューデリー】政府持分処分省(Divestment ministry)は過去2年にわたり論議の的になっているIndian Petrochemicals Corporation Ltd (IPCL)の政府持分売却の一案としてIndian Oil Corporation(IOC)との合併を提案する見通しだ。
エコノミック・タイムズが10月17日、 政府持分処分省のPradip Baijal次官の言として伝えたところによると、同省傘下の政府持分処分局(DOD:department of disinvestment)は同問題を検討するため最近組織された閣僚グループ(GOM:Group of Ministers)に幾つかの代案を提出する予定で、IPCLとIOCの合併案はその1つ。DODは間もなくIPCL政府持分処分の選択肢に関する報告書を完成させる。
政府持分処分閣僚委員会(CCD:Cabinet Committee on Disinvestment)は、IPCLとIOC間のVadodara工場売却交渉が暗礁に乗り上げたことから、Vadodara工場をIPCLから分離した後、IPCLの政府持分を戦略パートナーに売却すると言う当初の計画を放棄、IPCLの政府持分処分計画をGOMに再検討させる方針を決めた。ちなみにIPCLはVadodara工場の市価を1200クロー(US$2.5億)と評価したのに対し、IOCは300クロー(US$6251万)と見積もったとされる。
Baijal次官によると、新設されたGOMは11月7日に会合し、DODから提出されたIPCL政府持分処分の様々なオプションに検討を加える見通しだ。
またHindustan ZincとHotel Corporation of Indiaの政府持分売却入札は11月に、IBP/Videsh Sanchar Nigam Ltd(VSNL)/Indian Tourism Development Corporation(ITDC)の政府持分売却入札は12月に募集されると言う。
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