2001-10-18 ArtNo.27361
◆主要輸出品16品目中僅かに6品目が第1四半期にプラス成長
【ニューデリー】今年第1四半期(2001/4-6)にはインドの輸出品の大部分がマイナス成長を記録、プラス成長を遂げたのは主要16品目中6品目にとどまった。これら6品目の輸出額は30億8000万米ドルと、99億4000万米ドルの総輸出額の31%を占めた。
ビジネス・スタンダードが10月15日伝えたところによれば、今年第1四半期に最大の成長を見たのは石油製品部門で、昨年同期の1億1358万米ドルから4億4447万米ドルに291%増加、電子製品輸出も1億8900万米ドルから3億800万米ドルに63%アップした。化学品輸出は14億8000万米ドルから15億5300万米ドルに2.84%の増加にとどまったが、宝飾品を追い越し第2の輸出品目になった。しかし化学品輸出全体の10%以上を占める品目中にプラス成長を記録したものはなかった。この他、皮革製品、スポーツ用品、その他のカテゴリーがプラス成長をマークした。
輸出全体の22.63%を占め、最大輸出品目に数えられる繊維製品の第1四半期の輸出額は昨年同期の28億5000万米ドルから22億5000万米ドルに22.63%ダウン、これまで第2の輸出品目に数えられて来た宝飾品の輸出も16億米ドルから14億6000万米ドルに8.38%下降、3位に後退した。エンジニアリング輸出も昨年同期の13億9000万米ドルから13億1000万米ドルに5.87%ダウンした。
輸出先ではアジア&オセアニアとアフリカ向け輸出が拡大したものの、他の地域向け輸出は何れもマイナス成長を記録した。
輸出全体の38.78%を占めるアジア&オセアニア向け輸出は、昨年同期の38億4000万米ドルから38億5000万米ドルに0.33%、アフリカ向けは5億3389万米ドルから5億7277万米ドルに7.28%、それぞれ拡大した。
西欧向け輸出は昨年同期の28億5000万米ドルから25億米ドルに12.53%、米国向けは23億米ドルから19億米ドルに16.69%、それぞれ下降した。
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