2001-10-18 ArtNo.27354
◆石炭省、コール・インディア子会社3社の黒字回復に本腰
【ナグプル】石炭・鉱業省は国営Coal India Ltd (CIL)の赤字経営子会社3社の黒字転換を目指し、生産性向上/新鉱山の開発/規律違反や汚職の摘発の3方面から再建策を講じる方針だ。
ビジネス・スタンダードが10月15日、Ravi Shankar Prasad石炭・鉱業担当国務相の言として報じたところによれば、これら3社とは、Bharat Coking Coal Ltd (BCCL)、Eastern Coalfields Ltd (ECL)、Central Coalfields Ltd (CCL)。BCCLは国営化されて以来一度も利益を計上したことがなく、1260クロー(US$2.63億)の累積損失を抱えている。またECLは917クロー(US$1.91億)、CCLは790クロー(US$1.65億)の累積損失を有し、この結果他の子会社4社の黒字に関わらず親会社のCILも昨年は1391クロー(US$2.9億)の損失を計上した。こうした経営不振には全国石炭労働者給与協定(WCL:National Coal Wage Agreement)VIも関係しており、別の子会社Western Coalfields (WCL)の利益も1999-00年の406クローから2000-01年の28クロー(US$583万)に縮小したと言う。
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