2001-10-15 ArtNo.27327
◆Tisco、ゴパルプル特別経済区の事業化調査開始
【ブーバネスワル】Tata Iron & Steel Co (Tisco)はオリッサ州Gopalpurにおける特別経済区(SEZ)プロジェクトの事業化調査をTata Economic Consultancy Services (TECS)に委託した。
インディアン・エクスプレスが10月12日、TiscoのSEZプロジェクト担当VK Sharma主任の言を引用し報じたところによれば、KPMG、PricewaterhouseCoopers、Tata Consultancy Services (TCS)等との競争を勝ち抜き契約を獲得したTECSは、3ヶ月以内に事業化調査レポートを提出する。Tiscoは事業化調査結果を検討後、デベロッパーを指名、同デベロッパーは詳細プロジェクト・レポート(DPR)を作成、SEZのインフラを開発する。開発された区画は段階的に工業投資家に配分される。また金融アレンジは次期会計年度末にも完成、SEZは5~7年後にフル稼働することになる。
オリッサ州政府は先週、ゴパルプルの用地に関わる覚書を更新した。同覚書は1996年に調印されたもので、当時は港湾ベースのメガ製鉄所の建設が計画されていた。州政府は同目的のため3000エーカーの土地を準備、Tiscoは同用地に160クロー(US$3334万)を支払った。しかしTiscoは世界的な鉄鋼市況を配慮した後同プロジェクトを棚上げし、改めてSEZの開発を提案した。TiscoのB Muthuraman重役(MD)によると、向こう5~7年間は新製鉄所を建設する計画はないが、市況さえ回復すれば、メガ鉄鋼プロジェクトを復活させると言う。
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