2001-10-15 ArtNo.27320
◆TCS、米国景気の後退に関わらず48%の成長予想
【プネー】インド最大の情報技術(IT)輸出業者Tata Consultancy Services(TCS)は、米国景気の後退に伴う影響を否定、今年も48%の売上の伸びを見込んでいる。ちなみにTCSの昨年度売上は3142クロー(US$6.89億)。
エコノミック・タイムズが10月12日伝えたところによれば、TCSスポークスマンは同紙に今会計年度にはさらに3000人を新規雇用、年度末の雇用総数は2万人に達すると語った。同スポークスマンによると、TCS売上の62%は対米ビジネスから成り、欧州ビジネスと国内ビジネスが24%と9%を占めている。最近Tata Sonsが政府持分を買収したCMC (旧社名Computer Maintenance Corporation)は、国内ビジネスに照準を合わせているため、TCSと相互補完関係を形成できると言う。
|