2001-10-12 ArtNo.27316
◆Ranbaxyの抗生物質セフロキシム・アキセチルにFDA認可?
【ニューデリー】グラクソとの長期にわたる法廷紛争に巻き込まれて来たRanbaxy Laboratoriesの新抗生物質製剤“セフロキシム・アキセチル(Cefuroxime Axetil)”に、米国食品薬品局(FDA)が数日中にも認可を与える見通しだ。
エコノミック・タイムズが10月11日、信頼できる筋の消息として報じたところによれば、米国法廷がグラクソの上訴申請を棄却したことからFDAはRanbaxyの新抗生物質に関する申請を承認する見通しで、このことが最近のRanbaxy株値上がりの背景になっている。
セフロキシム・アキセチルの米国における市場規模は年間3000万~4000万米ドルと見積もられ、FDAの認可が得られれば、Ranbaxyは米国市場を開拓できる他、今四半期の売上も拡大が見込める。グラクソの同薬品に対する特許権は2003年に満期を迎えると言う。
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