2001-10-12 ArtNo.27312
◆三星家電子会社、祝祭日期間にUS$5730万売上目指す
【コルカタ】韓国Samsung Electronics Company(三星電子)の家電子会社Samsung India Electronics (SIEL)は、残る1ヶ月余の祝祭日シーズンを通じて275クロー(US$5730万)の売上達成を目指している。
ビジネス・スタンダードが10月10日、SIELのRavinder Zutsi営業担当副社長の言として報じたところによれば、祝祭日期間には各種景品やSamsung 'Phod Ke Dekho'と銘打ったプロモーションに10-15クロー(US$208万-313万)を投じる。これにより情報技術(IT)/テレコム関連の姉妹会社Samsung Electronics India Information & Telecommunication Ltd(SEIITL)の売上も合わせ、三星グループの今年12月期のインドにおける年商は昨年の1950クローから2700クロー(US$5.63億)に拡大する見通しだ。三星はこの他、カルナタカ州バンガロールに研究開発(R&D)部門Samsung India Software Operationsを設けている。年初9ヶ月(2001/1-9)のグループ売上は昨年同期比33%の成長を見た。
祝祭日シーズンのプロモーションに続き、地方の市町村におけるブランド・イメージの普及を図る狙いからマハラシュトラ州、グジャラート州、タミールナド州において23のロードショーを実施する。これまでにMangalore、Hubli、Thiruvananthapuram、Mysoreでロードショーを既に行っており、来年は東部地区で同様のロードショーを展開する計画だ。SEILはディーラー・チャンネルとサービス・ネットワーク双方の拡張を図っている。 東部地区のカラー・テレビジョン(CTV)市場ではSEILはBPLに次ぎ第2のプレーヤーで、13%のシェアを占めている。東部地区の売上全体に対する貢献は昨年同期の13%から今年初9ヶ月の16%に拡大したと言う。
|