2001-10-12 ArtNo.27309
◆フォード、輸出の激増で6年ぶりに現金収支の黒字達成
【ムンバイ】国内自動車市況の全般的低迷に関わらず、輸出の270%増に助けられ、Ford Indiaは、インドに進出して以来6年ぶりに現金収支の黒字を実現した。
ビジネス・スタンダードとインディアン・エクスプレスが10月11日報じたところによれば、フォード・インディアは今年初5ヶ月(2001/4-8)に1万1632台を輸出し、インド最大の自動車輸出業者になった。
フォード・インディアのDavid Friedman重役(新MD)によると、同社はこれまでにタミールナド州チェンナイ近郊Maramalai Nagarの工場施設に約1600クローを投資したが、今後の投資はキャパシティーの拡大よりも新製品に投じられる。同社は現在Cセグメント(50万-100万ルピー)カー、Ford Ikon1モデルをインド市場に投入しており、今年初5ヶ月の販売台数は昨年同期の7906台から1万7700台に拡大した。国内販売は昨年同期比23.3%減の6063台にとどまったものの、市場シェアは22%から24%に拡大した。
フォードは2002年1月にニューデリーのPragati Maidanで催される自動車ショーに将来のモデルを出展するが、フォード以外のブランドは展示しないと言う。ちなみに同社は傘下にJaguar、Aston Martin、Lincoln、Volvo、Land Rover、Mercury等のブランドを有する。
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