2001-10-12 ArtNo.27307
◆重工業省傘下企業白書完成、スクーター・インディアは再入札
【ニューデリー】重工業省傘下47企業の再編白書がほぼ完成し、近く政府に提出される。内10社は閉鎖が決まっており、Scooters Indiaは再入札にかけられる。
エコノミック・タイムズが10月11日報じたところによれば、Manohar Joshi重工業相は10日記者会見し、以上の消息を語った。それによると、Scooters Indiaの政府持分を戦略パートナーに売却するための入札は、反応が冷淡だったことから、恐らく今年末以前に再入札を募集する。同社は最先端技術を導入するイニシアチブの下、電動三輪スクーターを開発、既に市場に投入している。仮に再入札の反応も冷淡だった際には、金融機関もしくは一般投資家に政府持分を売却、閉鎖することはない。
やはり合弁パートナーを求める入札の反応が冷淡だったHindustan Photofilmsの500クローの再編計画は最終段階の詰めが行われている。同社の場合、新資金を注入し、ハイテク機械を導入しないなら赤字経営を脱することができないため、パートナーが見いだせない場合は閉鎖する他ない。
今年3月に承認されたEngineering Projects (India)の再編計画はほぼ完了、過去1年間に黒字を回復、借入額中75クローを返済、受注も150%アップした。
Hindustan Cables Ltd(HCL)とInstrumentation Kota Ltd(IKL)に関しては、他の政府機関からの受注に成功、電信局(DOT)との契約は2年延長され、全国電話会社Bharat Sanchar Nigam Ltd(BSNL)とは3年間の資材納入契約が結ばれた。
Hindustan Machine Tools (HMT)は再編され、HMT Machines/HMT Watches/Chinar Watches/HMT Holdingが新設された。
Bharat Heavy Electricals Ltd (BHEL)はスリランカとオーストラリア政府からの受注の他、ケララ州沖合200~400キロに位置するLakshwadeep連邦直轄地(島嶼)に100KW(キロワット)の風力発電施設を設ける計画も獲得したと言う。
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