2001-10-11 ArtNo.27303
◆JVSL債権者、US$2250万返済繰り延べ承認
【ムンバイ】Jindal Vijayanagar Steel Ltd (JVSL)の債権者は2001年9月30日までに支払われるはずだった108クロー(US$2250万)の返済繰り延べを認めた。
インディアン・エクスプレスが10月9日伝えたところによれば、これらの債権者には融資銀行、設備納入業者、建設請負業者が含まれる。JVSLは直ちに返済を行わないものの、未返済の負債額を現状レベルに維持することを約束した。
JVSLのSheshagiri Rao財務担当取締役によると、新スキームの下、内部剰余金は債務の返済に当てる代わりにビジネスに再投入する。これにより同社のキャッシュ・ポジションは大幅に改善される。JVSLは2001年6月期第1四半期に133.26クロー(US$2777万)の純損失を計上したが、Rao氏は既に営業段階では利益を計上しているとし、負債返済に楽観的見通しを示した。
JVSLの金融再編案は、既にIndustrial Development Bank of India (IDBI)、Industrial Investment Bank of India(IIBI)、Industrial Finance Corporation of India (IFCI)、Industrial Credit and Investment Corporation of India(ICICI)、Life Insurance Corporation(LIC)、General Insurance Corporation(GIC)により承認されている。State Bank of India(SBI)とUnit Trust of India(UTI)は依然として承認を拒んでいるが、数週間以内に承認される見通しだ。仮に債権銀行全てが再編案を認めるなら、少なくとも200クロー(US$4168万)の利子支払い負担が軽減されるため、JVSLの資金繰りは大幅に改善されると言う。
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