2001-10-11 ArtNo.27302
◆Ispat、目標とした1016%の増益とは対照的な減益記録
【コルカタ】Mittal一族の旗艦Ispat Industries Ltd(IIL)は1997年に転換社債の発行を通じて800クロー(US$1.7億)を調達した際、1997-98年から2000-01年の間に純益が1016%拡大すると予想したが、実際には132%の落ち込みを見た。
ビジネス・スタンダードが10月9日伝えたところによれば、IILはこの結果、25%の安定配当を維持する公約も履行できず、実際のところ過去4年間全く配当を行わなかった。
IILのA K Sureka財務担当取締役は3年に及ぶスチール産業のリセッションと熱間圧延コイル(HRC)プロジェクトの遅延が低調な業績の主因と指摘した。同氏によると金融再編とコスト削減を通じ、プロジェクトを採算ラインに乗せる対策が講じられていると言う。
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