| 
 
	2001-10-11 ArtNo.27298 
	◆Essar、好収益の石油探査事業と製油事業を分離 
	【アーマダバード】Essar Groupの石油掘削&サービス部門はラジャスタン州における石油探査開発プロジェクトに約150クロー(US$3126万)を追加投入する最後の準備を進めている。 
  一方、Essarグループは好収益が見込める石油掘削ビジネスとグジャラート州Vadinarにおける年産1050万メートル・トンの石油精製ビジネスを分離する計画で、同社取締役会が近く最終認可を下す見通しだ。 
  インディアン・エクスプレスが10月9日、信頼できる筋の消息として伝えたところでは、ラジャスタン州北西部Bikaner Nagaur盆地のNanuwala 1油井で石油が発見されたのを受けて、Essarはラジャスタン州Sriganganagar県Raisinghnagar付近に第2の探査井を掘ることを計画している。 
  Essarの石油探査事業担当者筋によると、Mumbai highにおけるものと同品質のAPI(American Petroleum Institute)グレード35度の原油が、Nanuwala 1で採取されたことにより、これまでほとんど探査活動が行われて来なかったラジャスタン州の同地区に炭化水素資源が存在することが明らかになった。同地区にはあるいは100~150mmblの石油・ガス資源が埋蔵されているものと見られる。 
  このためEssarは第2油井掘削後、今年12月までに第3油井の掘削に着手、次期会計年度第1四半期にはBaijbala地区における第4油井の掘削も予定している。向こう2年間に15~20本の試掘を予定しており、1本当たりの試掘コストは5~6クロー(US$104万-125万)と言う。 
 |