2001-10-09 ArtNo.27280
◆TVSスズキ、Victorの輸出と生産倍増、15新製品の発売計画
【バンガロール】このほどスズキとの提携解消を宣言したTVS-Suzukiは先週金曜、独自開発した4ストローク110CCモーターサイクルVictorの製造規模を2倍に拡大、来年からは輸出市場も開拓する計画を発表するとともに、向こう12ヶ月間に約15の新製品やアップグレード製品を発売する方針を明らかにした。
ビジネス・スタンダードとエコノミック・タイムズが10月6/8日報じたところによると、カルナタカ州バンガロールにおけるVictor(4万2040ルピー)販売記念式典の席上、TVSスズキのVenu Srinivasan会長及びCP Raman社長が語ったところによると、2002-03年には二輪車20万台の販売を目指しており、来年はマイソール工場でのモーターサイクルの製造も開始する。次期会計年度にはVictorの日間生産台数を現在の400台から800台に拡大する。同社は既にモーペッドとスクーターを南アフリカに輸出しているが、来年からは年間生産台数の2%の輸出を目指し、アジア、南アメリカ、アフリカ市場の開拓を図る。
最近の売上低迷は、新製品の不足と、2ストローク・モータサークルを市場のニーズを超えて販売してきたことに伴うものだが、向こう12ヶ月間には、モーターサイクル、モーペッド、スクーターの全てのカテゴリーにわたり新たに15製品を市場に投入する。この内少なくとも半数以上は新製品で、残りはアップグレード製品で占められる。今週予定される取締役会では、社名の変更も議題にのぼる見通しと言う。
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