2001-10-08 ArtNo.27269
◆GNFC、BPケミカルに酢酸プラント拡張工事発注
【ムンバイ】積極的に事業の拡張を図るGujarat Narmada Valley Fertilisers Company (GNFC)は、デボトルネッキングを通じて酢酸の年間製造能力を現在の5万トンから10万トンに拡大するため、英国企業BP Chemicalsと関係協定を結んだ。
インディアン・エクスプレスが10月5日報じたところによると、生産量は2002年から2倍に拡大されるが、GNFCはそれに先だってDahejのGujarat Chemical Port Terminal Company Ltd (GCPTCL)を通じて酢酸を輸入、販路の拡大を図る。これによりGNFCのトップ・ラインが改善されるばかりでなく、実際に生産能力が拡大されるまでに、必要な販路を開拓できる。同プロジェクトの鍵はアンモニアの供給だが、GNFCは33クロー(US$688万)を投じてアンモニア工場に第3ガス化装置を増設、原料の安定供給を確保している。GNFCはまたPneumatic Instrumentation Systemのデジタル制御化を通じ、アンモニア工場の信頼性を一層高める計画だ。
一方、GNFCは事業多角化戦略の一環として、アーマダバードにインフォターワーを設けるとともに、戦略パートナーと提携し、VSAT(超小型地球局)/インターネット接続/インターネット・ゲートウェイ・サービスに乗り出した。
GNFCの昨年(2000-01)の営業額は前年比17.2%アップし、過去最高の1422.25クロー(US$2.96億)をマーク、純益も59.66%増の105.55クロー(US$2199万)に達した。
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