SEAnews 2001-10-05 ArtNo.27253

【ニューデリー】インド政府は数ヶ月に及ぶ思案の後、完成車(CBU)の輸入をインド国内に製造施設を設けた企業に限って許可する方針を決めたようだ。
ビジネス・スタンダードが10月3日オフィシャルな消息として報じたところによれば、同方針は外国投資促進局(FIPB)の中核グループにより先週下されたもので、目下ムラソリ・マラン商工相の承認を待っている。
現在ＣＢＵには116％の関税が課されており、顧客ベースは当然小さい。ＣＢＵ輸入には沈滞した市場に活気を取り戻す役割が期待されているが、バイヤーが製造業者からだけでなく、輸入業者からＣＢＵを購入するなら製造業者は深刻な打撃を被る。新方針は、Ford India、General Motors、Mercedes India、Toyota等に恩恵をもたらしそうだが、未だ製造施設を設けていないSkodaは影響を受けそうだ。
新措置は2年後に再度見直され、完成車輸入の影響等を検討した後、新政策が立案されると言う。