SEAnews 2001-10-05 ArtNo.27250

【ニューデリー】乾電池と多目的バッテリー・メーカー、Ralston Purina Incの子会社、Energiser Indiaは、これまで専らアルカリ電池を製造して来たが、各種懐中電灯ケースの製造も手掛け、製品の多様化を図る計画だ。
ビジネス・スタンダードが10月2日伝えたところによると、Energiserは信号用／消防用／鉱山用／海事用／標示用／警報用／浮標用／探査用等、各種懐中電灯ケースの製造を計画、また二酸化マンガン・バッテリーも近く発売、積極的な事業展開を準備している。
同社筋によると、現在のところはアルカリ電池の製造のみを手掛けているが、この種の単品市場を拡大するのは極めて難しい。インドにおける電池は主に懐中電灯とトランジスター・セットに用いられているが、Energiserは懐中電灯ケースの販売アレンジを有せぬ唯一の電池メーカーで、アルカリ電池と二酸化マンガン電池の販売のみを認められている。
政府筋によると、Energiserが事業を拡張するには、当局から関係ライセンスを取得する必要がある。国内における小売ライセンスは認められないが、商工省の推薦を得ることにより、卸売ライセンスを申請できると言う。