2001-10-04 ArtNo.27235
◆HCL、US$834未満のペンティアムPC新モデル発売
【バンガロール】地場情報技術(IT)企業HCL Infosystems Limitedは、ペンティアムIVプロセッサーを装備した最新の“BusyBee Desktop”及び“Beanstalk Omega”パーソナル・コンピューター(PC)を、4万ルピー(US$834)を下回る価格で発売した。
デカン・ヘラルドが10月3日伝えたところによると、HCLはPentium 4/2GHzチップの全世界における発売に呼応し、PC新モデルのロードショーを全国規模で展開している。バンガロールで最近催されたロード・ショーには1400人が詰めかけ、独自のビデオ・クリップやミュージック、デジタル・イメージを創造できるシステムを賞味した。
インドの一般大衆が手にすることができるペンティアム4システムをオファーした最初の企業と自負するHCLのSatinder S Juneja上級課長(マーケッティング・コミュニケーション担当)によると、ペンティアムIV 1.5GHzプロセッサー/128 MB RAM/20 GBハードディスクを装備、Nortonアンチ・ビールス・ソフト/ウィンドウズ98パッケージが導入されたBusyBeeは、法人顧客をターゲットにした商用PCで、値段は3万9990ルピー。1ヶ月間のインターネット無料アクセスや1年間のオンサイト修理も保証されている。
これに対してペンティアムIV 1.5GHzプロセッサー/Intel 845チップセット/256 KBキャッシュメモリ/128 MB RAM/40 GBハードディスク/3 PCI slots/シリアル&パラレル・ポート各1/300 Wスピーカー/オプティカル・マウス/ジョイスティック/56Kbps faxモデムを装備したBeanstalk Omega PCのバイヤーは、HCL Infinetを通じて13ヶ月のインターネット・アクセスを保証される。こちらはSOHO(Small Office Home Office)市場とホーム・マーケットをターゲットにしており、価格は4万6490ルピー。
HCLはGE Finance、Birla Global Finance、Citi Financialと提携し、バイヤーに100%の金融便宜も提供している。
2000-01年度にPC15万台を販売したHCLは、今年は20万台の販売を目指していると言う。
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