2001-10-04 ArtNo.27233
◆クリーン・ルームのM+W、製薬/バイオテックに照準
【ハイデラバード】大手ドイツ企業Jenoptik AGの子会社M+W Zander Indiaは、製薬/バイオテクノロジー産業に照準を合わせ、クリーン・ルーム施設のターン・キー契約獲得を目指している。
エコノミック・タイムズが10月3日、M+W ZanderのT V Prasad取締役(インド担当)の談話を引用し、報じたところによれば、M+Wは10月末までにアンドラプラデシュ州ハイデラバードに設けた“India Design Centre”の操業を開始する。M+Wはクリーン・ルーム技術やハイテク・プラントの建設、ハイテク施設の管理を専門に手掛けており、デザイン・センターは製薬/バイオテクノロジー/電子産業向けの超近代的なクリーン・ルームを設計する。同社は最近インド・ビジネスの対象領域をバイオテクノロジー、食品加工、電子、製薬等の領域にまで拡張、事業化調査/コンセプト・デザイン/詳細エンジニアリング/資材調達/建設/試験/施設評価等を含むターン・キー・サービスを提供する。
親会社M+W Zander Facility Engineering GmbH傘下のLife Sciences Meissner Wurstは化学産業、バイオテクノロジー、製薬業界向けにコンセプトの立案からその実現に至る総合的なライフサイエンス・ソリューションを提供している。M+Wインディアは同社の支援下に関係領域のクリーンルーム関連のニーズに応じる。
M+Wインディアは、ハイデラバードのCentre for Materials for Electronics Technology及びデリーのCentral Electronicsのためのクリーン・ルーム・プロジェクトを既に完成させ、目下、チェンナイの製薬会社とハイデラバードのバイオテック企業のためのプロジェクトやDepartment of Spaceのバンガロールとティルバナンタプラムにおけるプロジェクトを手掛けている。この他、過去2か月間に様々な企業から合計150万マルク以上の契約を獲得したと言う。
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