2001-10-04 ArtNo.27232
◆サン・ファーマ米国子会社、ジェネリック薬品2種の販売開始
【ムンバイ】マハラシュトラ州ムンバイ拠点のSun Pharmaceuticalsが47%出資する米国デトロイト・ベースのCaraco Pharmaceutical Laboratoriesは最近米国食品薬品局(FDA)の認可を得た2種類のジェネリック薬品、“Clonazepam”と“Carbamazepine”の米国における製造マーケッティングを開始した。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが9月3日伝えたところによると、Clonazepamは痙攣(seizure disorder)やパニック障害(panic disorder)の治療に用いられる神経精神薬(neuro-psychiatric drug)でRoche社製抗癲癇剤クロナゼパム(Klonopin)と生物学的同等性(Bioequivalent)を備えている。他方、CarbamazepineはNovartis社製向精神作用性癲癇治療剤・躁状態治療剤テグレトール(Tegretol)と生物学的同等性を有し、咀嚼可能タイプの製品の米国における市場規模は2000万米ドルと見積もられる。
Caraco社のNarendra Borkar重役(CEO)によれば、この他最近FDAの認可を得た第3の薬品“Flurbipofen”の製造・マーケッティングも計画している。同薬品はPharmacia社製Ansaidと生物学的同等性を備えた非ステロイド性抗炎症剤で、関節炎等のリューマチ性疾患の治療に用いられる。また今年第3四半期にはもう1つの申請もFDAに提出されており、現在7件の申請がペンディングされている。この内何件かは今年末までに認可される見通しと言う。
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