2001-10-04 ArtNo.27228
◆Tisco、今年上半期の販売可能な鉄鋼製品生産2.1%アップ
【コルカタ】Tata Iron and Steel Company Ltd(Tisco)の今年上半期の販売可能な鉄鋼製品(saleable steel)/粗鋼(crude steel)/溶銑(hot metal)の生産量はいずれも昨年同期を上回った。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが10月2日、TiscoのSanjay Singh広報主任のステートメントを引用し報じたところによれば、今年上半期の販売可能な鉄鋼製品生産量は昨年同期の170万トンから173万トンに2.1%、粗鋼は179万トンから183万トンに2.4%、溶銑は198万トンから200万トンに1.2%、それぞれアップした。
また今年上半期には、鋼板81万トン、条鋼48万トンを販売、13万トンの鉄鋼製品を輸出した。この他5万トンの鉄鋼製品を子会社Tinplate Company of Indiaに移送した。
今年上半期には昨年同期に比べ200クロー(US$4168万)のコスト削減を目指す計画が、様々な部門で実行された。こうした努力の成果は今年下半期に現れる見通しだ。
またニッチ・マーケットに照準を合わせたブランド・イメージ強化戦略を実行した結果、2001年10月1日から熱間圧延/冷間圧延/亜鉛鍍金製品のトン当たり500ルピーの値上げを実行できたと言う。
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