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2001-10-02 ArtNo.27219
◆Essar Steel、債権者と据え置き協定締結協議
【ニューデリー】Essar Steel Ltd(ESL)は金融機関や変動利付きノート(FRN)所持者等、全ての債権者と返済据え置き協定の締結問題を協議している。
エコノミック・タイムズが9月28日報じたところによると、返済据え置き協定は、健全な経営基盤を確立するための長期的な金融及びビジネスの再編計画の一環で、ESLは最近KPMGに金融/ビジネス再編パッケージの立案を依頼した。
消息筋によれば返済据え置き協定は、9月第2週に催されたESLの経営陣/受託者/債権者の会議の席上提起された。同会議ではまた、様々なクラスの債権者代表を含むメンバー10人の運営委員会を組織し、再編パッケージ立案作業を支援することが合意された。
据え置き協定によりESLは、再編パッケージが完成し、実行に移されるまで、金融機関やFRN所持者、その他の債権者に対する利子支払いを繰り延べることができる。KPMGは2~3ヶ月以内に再編パッケージを準備するものと見られる。
ESL筋によると、長期ローンの金利支払いだけで2400クロー(US$5億)にのぼる。KPMGをコンサルタントに指名した目的は、熱間圧延(HR)コイルの国際価格が譬えトン当たり180米ドルにまで下降しても営業利益を計上できる態勢を構築することにある。金融、製品バスケット、人材を含むあらゆる資源の管理を包括したパッケージが立案される。従って同パッケージには、付加価値製品を製造する施設への新規投資も含まれるが、金利コスト引き下げを図る債務の再編が中心になる。目下同社の金利コストは年14.5~16.5%と言う。
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