2001-10-01 ArtNo.27209
◆統制価格制度解除後も国営石油会社に原油を優先供給:ONGC
【ニューデリー】国営探査開発会社Oil and Natural Gas Corporation (ONGC)は統制価格制度(APM:administered price mechanism)が来年4月1日に解除された後も少なくとも2年間は国営石油会社に原油を優先的に供給する。
エコノミック・タイムズが9月29日伝えたところによれば、ONGCのSubir Raha会長兼MDは以上の方針を語った。それによると、同期間にはRelianceのような民間企業が国営石油会社よりも高い購入価格をオファーしても、国営企業への供給を優先する。しかし同期間後は、最高価格をオファーするバイヤーに原油を供給することになる。
ONGCは石油・ガスの探査活動に5000クロー(US$10.4億)を投じ、2020年までに確認埋蔵量を現在の2倍の120億トン(石油換算)に拡大する計画だ。生産レベルも短期的に20%アップ、今年(2001-02)は2500万トンの生産を目指していると言う。
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