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2001-09-28 ArtNo.27195
◆ロイズ・スチール、ＢＩＦＲ管理不可避に
【ムンバイ】Gupta一族に率いられるLloyds Steel Industries(LSI)は、3年連続の損失を計上したことから、産業財政再建局(BIFR:Board of Industrial and Financial Reconstruction)の管財下に置かれる運命がほぼ定まった。
ビジネス・スタンダードが9月27日、ＬＳＩの年次レポートを引用し報じたところによれば、ＬＳＩは2001年3月期年度に406.51クロー(US$8471万)の損失を計上、387.49クロー(US$8074万)の準備金も枯渇した。ＬＳＩは1997－98年に38.42クロー、1998－99年に211.12クロー、1999－00年に264.79クローの損失を計上しており、昨年(2000-01)の損失額は1999－00年度のそれを50％上回る。しかしながら本社段階の自己資本(net worth)は576.11クロー(US$1.2億)と、ポジティブを保っている。
インド版会社更生法“Sick Industrial Companies (special provisions)Act,1985”セクション3 (1)(o)の下、ＬＳＩは不健全企業(sick company)と判定され、BIFRに関係法規の下に適応される措置に関して判断を求めねばならない。
昨年は売上も494クロー(US$1.03億)にとどまり、前年の538クローを下回った。同社は昨年37.34クロー(US$778万)の鉄鋼製品を輸出した。ＬＳＩは年間40万トンの熱間圧延(HR)コイルと、同18万トンの冷間圧延(CR)製品を製造可能な設備を備えている。
ＬＳＩの累積債務は2165クロー(US$4.51億)と、昨年の売上の4倍以上にのぼり、金利負担は前年の214クローから288クロー(US$6001万)にアップ、売上の2分の1以上に達した。
Ernst & Youngは、ＬＳＩのエンジニアリング部門とLloyds MetalsのＣＲ部門を合併、Encon Technologiesとして分離独立させること、またＬＳＩのスチール部門とLloyds Metalsの鋼管及び特殊鋼部門を合併、Insco Steelとして独立させることを勧告したが、主要債権銀行のState Bank of Indiaがこれに反対、実現に至っていない。
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