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2001-09-28 ArtNo.27192
◆Cadila、バイオテック・ベースの血小板溶解剤発売
【アーマダバード】グジャラート州アーマダバードをベースにする年商500クロー(US$1.04億)の製薬会社Cadila Pharmaceuticals Limited (CPL)はバイオテクノロジー・ベースの新血小板溶解剤“STPase”の発売により心血管医療に一大変革をもたらす見通しだ。
インディアン・エクスプレスが9月26日伝えたところによれば、CPLがパンジャブ州Chandigarh拠点のInstitute of Microbial Technology(IMT)と共同で3クロー(US$63万)を投じて開発した新薬は今週中に発売される。ちなみにIMTは政府系研究機関Council of Scientific and Industrial Research(CSIR)の一部門。
CPL筋によるとストレプトキナーゼ(Streptokinase)に類した血小板溶解剤がインド国内で独自製造されるのは今回初めてのこと。国内市場規模は12クロー(US$250万)と見積もられ、類似の様々な輸入品が販売されている。
インドでは冠状動脈関連の心臓病が増加、冠動脈疾患集中治療室(ICCU:intensive coronary care unit)における緊急治療薬の需要も大きいことからCPLは、かなり以前からこの方面の研究を手掛けてきた。CPLの努力が成果を収めたのは、主に政府機関と共同研究を進めてきたことによる。政府部門と共同で構築した強力な研究基盤は、同社が心臓病治療市場を開拓するのに大いに貢献する見通しだ。同社は、またICCU領域でもプレゼンスを強化していると言う。
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