2001-09-27 ArtNo.27172
◆8月の多目的車販売、トヨタ/M&Mアップ、タタはダウン
【ムンバイ】マーケット・リーダーのMahindra & Mahindra (M&M)及びToyota Kirloskarの好調に牽引され、今年8月の多目的車販売は、1万75台と、昨年同月の8954台に比べ12.5%アップしたが、Tata Engineering and Locomotive Company Ltd(Telco)は不振な成績に終わった。
ビジネス・スタンダードが9月26日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)の発表を引用し伝えたところによると、M&Mの8月の多目的車販売台数は昨年同月の3823台から4513台に18%、トヨタのQualis販売台数は1971台から2555台に29.6%、それぞれアップした。しかしM&Mの販売台数は1999年8月の5365台には及ばなかった。これは主に国内の5州が安全上の問題からソフト・トップ車の販売を禁止したためで、同社のソフト・トップ車販売台数は40%の落ち込みを見た。
Hindustan Motorsの多目的車販売も154台から363台に2倍以上に拡大した。これは主に圧縮天然ガス(CNG)を採用したRTV(rural transport vehicle)のデリーにおける販売が伸びたことによる。Maruti Udyogの多目的車販売も昨年同月の200台から241台に20%アップした。
しかしながらTelcoの多目的車販売台数は2418台から2052台に15%下降した。同社によると、これはSumoのストリップ・バージョン、Spacioの売れ行き不振に伴うもの。Bajaj Tempoの8月の多目的車販売台数も昨年同月の388台から351台に10%下降した。
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